ボヘミアン・ラプソディから学んでからの学び
久しぶりやからちょっと長くなるよ、
この前遅ればせながら、まぁDVDなんですけど、「ボヘミアン・ラプソディ」を見たんですね。
クイーンとか曲は知ってるけど、そんなに興味はなかったんですよね、正直。
でもみんなえぇですよ言うし、最近映画熱も上がってきたことやし、まあ見とこかな~ぐらいの感じで見たんですわ。
ほなね、
ほなね~、
めっちゃええやん~!って、
「めっちゃええやんー!」ってなって。
この歳になってめっちゃ反省したんです。
「なんで今までクイーンをちゃんと聞いてこなかったんや」「なんでちょっと癖のあるボーカルやて思て毛嫌いしてたんや」と。
自分の価値観、というか見極めというか、ある程度自信持ってたんやけど、完全に打ち砕かれたんよね。
「何にも見てへんかったやないか」とね。
それから、人が「ええですよ」て言う映画は先入観無しに見てみよう、てなったんです。
それからある日、お客さんと映画の話になって、最近見た映画で一番よかった映画は「湯を沸かすほどの熱い愛」ですね、て言うんです。
あ!そういや、ヘアンナケンゴも言うてたな~てなって、でもそんときは人の生き死にの物語は今見るのはツラいな~ってなってたからちょっと避けてたんやけど、せっかくやし、ボヘミアン・ラプソディも効いてるとこやから、次の日すぐ借りてきて見たんですね。
「湯を沸かすほどの熱い愛」
ほなね、ほなね~、
めっちゃええやん、
めっちゃええやん!
悲しいことをポジティブに捉えていく主人公たちが、映画を観ているこっちに泣いたらあかんで泣いたら悲しくなるやん、悲しくなるのはこっちが悲しくなるやん。そんな強い映画だった。
文句なく最近の映画で一番。
これからはヘアンナケンゴの言うことはちゃんと聞いていこう、てなったんです。
だから今度、彼が美味しいていうラーメン屋に行こうて思てます。